top of page
医薬品安全性知識ベースプラットフォーム
SafetySuiteは、医薬品の安全性に関する知識ベースプラットフォームです。
医薬品安全性知識ベースプラットフォーム
SafetySuite(旧 ClaritySuite)は、医薬品の安全性に関する知識ベースプラットフォームです。FAERS、VAERS、JADER、VigiBaseなどの有害事象自発報告データや学術会議の要旨から安全性情報を取得し、さらに、安全性薬理試験、非臨床試験、および臨床試験のデータを関連付けて、医薬品のライフサイクル全体にわたる毒性と安全性情報を整理・可視化します。SafetySuiteは、データ管理を行うClarify、有害事象自発報告から精製したデータベースのSafetyOne、高精度なシグナル検出を行うSafetySignals、部分集団別に解析されたデータから安全性アラートを生成するSafetyStrata、および統合解析プラットフォームのSafetyVistaで構成されています。
Clarity: 安全性データ管理システム
Clarifyは独自の安全性データ管理システムで、手作業のキュレーションチームをサポートしてデータベースの構築を支援します。有害事象自発報告データからICSR（個別症例安全性報告）を取得し、情報 を整理します。
SafetyOneは、複数の有害事象自発報告データを統合し、データのクリーニング（重複排除）、用語の標準化、個々のレポートのラベリング（例：COVID-19の影響排除）を行っています。2024年5月現在、VigiBaseは3,700万件以上、FAERSは2,300万件以上、VAERSは250万件以上、JADERは87万件以上のデータが登録されています。また、医薬品23,000件以上、ワクチン100件以上、非臨床データ7,800件以上、生物製剤データ6,000件以上、代謝予測データ8,000件以上、ターゲットの薬理データ100万件以上、添付文書データ18万件以上、臨床試験データ44,000件以上を含んでいます。
SafetySignalsは、最新の有害事象自発報告データに対してマニュアルキュレーションを行い、データ統合および重複排除後のデータセットから安全性シグナルの検出を行います。
Safety Strataは、異なる属性（性別、年齢、体重、地域）を持つ集団別に安全性アラートやシグナルを検出し、脆弱な集団を特定します。属性によるシグナルの差異を考慮し、カテゴリーごとの評価を行います。
SafetyVistaは、SafetyOneのデータやSafetySignalsとSafetyStrataの結果を統合した安全性解析プラットフォームで、医薬品、有害事象、適応症、ターゲットに関連する情報を検索し、整理・可視化します。医薬品ごとに、安全性薬理試験、非臨床毒性、臨床安全性、市販後レポートのデータをまとめて参照でき、ライフサイクル全体にわたる毒性と安全性情報の確認が可能です。
bottom of page